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オーセンテック(株)で研究例会実施 : 10月29日にオーセンテック(株)で研究例会を行い、板金の3K作業「バリ取り」、「R面取り」、「酸化被膜取り」、「洗浄」の機械化とロボット化の実演を見学した。
投稿者: bj-admin 投稿日時: 2019-11-8 23:04:34 (52 ヒット)

A.オーセンテック(株)での研究例会概要についての報告です。

 10月29日にオーセンテック(株)神奈川県相模原市で研究例会を行いました。
高田社長から会社設立の経緯や経営方針・長期ビジョンなどのご説明の後、テクニカルセンターでバリ取り装置を稼働させて実演と技術説明が行われた。その概要を下記に記します。

1.高田社長のオーセンテック(株)の紹介
 オーセンテックはアンリツ製タレットパンチプレスの販売・メンテに25年間従事し培われ蓄積された技術集団です。アンリツ製TPPの製造ストップ後、15年以上にも渡りメンテナンス・サポートを続けて参りました。機械の製造がストップしても、現役で製品が活躍している限り、メンテナンスを行い、お客様の大切な機械を最後まで面倒をみる会社、それがオーセンテックです。

 現在は、板金作業で、3K作業の代表である「バリ取り」、「R面取り」、「酸化被膜取り」、「洗浄」の統合的な機械化とロボット化を実現した装置を製作販売しています。
板厚0.1mmから、最大幅1500mmまでの板金部品に対応できる各種装置を製作しています。
 また、酸化被膜除去や長尺ワークのバリ取り、バリ取りと洗浄を組み合わせたバリ取り・洗浄機、バリ取り後のワークを自動回収するロボット、シートレベラーも製作販売しています。

2.オーセンテック(株)の製品と技術
2−1.R面取り仕上げ機
 商品名AuDeBu1000(オーデブ1000)、600などストッキングの糸が切れないR面取り仕上げ機AuDeBuは、板厚0.1mmから、最大幅1500mmまでの板金部品に対応できます。
大物ワーク向けの酸化被膜除去に強いバリ取り複合機もあります。ベルトユニットによるドロスやスパッタの除去。ディスクブラシユニットによる、酸化被膜除去、R面取り、保護シート破片除去。ローラーブラシユニットによるヘアライン仕上げや最終仕上げを行います。

2−2.板金部品のR面取りの必要理由
 幾何的に、鋭利なエッジには塗装は出来ません。 何故ならば、鋭利なエッジには面積が無いからです。 
 しかし、エッジ部分にR面を設けると、そこには塗料が乗るようになります。鋭利なエッジには面積が、ほぼありませんが、R面を設ける事で、塗料が乗るための面積が生まれるからです。 これによって、エッジにも周囲にも同じくらいの塗膜厚を得る事が出来るようになるのです。

2−3.板金部品のレーザ加工で発生した酸化被膜除去の必要性
 板金加工において、日常的にレーザー切断が使用されるようになってきました。タレットパンチプレスと比較すると、どのような形状にカットする場合でも、金型が必要なく、 加工精度や切断速度も向上した事で、広く普及したと考えられます。 レーザー加工時のアシストガスに酸素やエアを使用される場合が多く、このアシストガスの使用により溶断面に黒皮とも呼ばれる『酸化被膜』が発生します。この酸化被膜は、これまで除去加工の対象になることは少なかったのですが、近年の製品の品質管理基準においては 下記1)と2)のような理由から、除去しなければならないケースが増加してきています。特に、建機・造船・車体などの中厚板板(板厚で約9mm 以上)を扱う分野にて、酸化被膜除去加工に対する需要が高まっています。 また、酸化皮膜は、短時間で生成する性質を持っているため、酸化被膜除去後に溶接や塗装をする際には、作業時間の短縮が大きな課題となっています。

1)塗装剥離の原因となる
  酸化被膜と共に塗装が剥離すると、製品不具合となります。
2)溶接欠陥の原因となる
  酸化被膜が接合部で溶融すれば欠陥等が発生し
  溶接不良となります。

2−4.粉塵の影響を受けない駆動方式
 バリ取り中に発生する粉塵は、駆動部に多大な悪影響を及ぼします。歯車の激しい磨耗、摺動部の焼き付き、空圧機器・センサー類への悪影響。これらを一挙に解消する構造を採用しました。それは、円錐コロによる動力に伝達です。そのため、ブラシの重量を軽くできるプラスチック心金を使っています。

2−5.AuDeBu(オーデブ)で使える4種類の研磨ブラシ
1)フラダンス・フラップ
 ハワイのフラダンスをイメージして作ったもので亜鉛めっき処理鋼板用です。亜鉛めっき鋼板は中は鉄ですが、上に亜鉛があり、さらに、その上に化成被膜があります。このブラシを使うとこの化成被膜は取れないで、バリだけが取れます。その証拠に塩水噴霧試験を行っても赤サビが出ません。
表面処理鋼板(SECC・SGCC・ZAMなど)の表面にほとんど影響を与えずにしっかりとしたR面取りが可能。

2)つや
 スレンレス加工品のバリ取りを行った場合、表面がピカピカになります。表面にツヤが出るので「つや」と名付けました。表面処理材(SECC・SGCC・ZAMなど)でも表面傷がつきにくく、大変美しい仕上り。きめ細かい艶のある仕上がり。製品外周のR面取りに最適な研磨ブラシです。

3)鉄人
 バリをガリガリと取るイメージです。その強さを表現して、鉄人という名前を付けました。
切削力に優れたオールラウンドタイプ。 R面を強く取りたい製品(医療機器・定期洗浄が必要な食品などの製造ライン向け機器に最適。小径穴/異形穴・ノッチにも先端が入り込む研磨ブラシ形状。ブラシ毛先が短くなっても安定した性能が維持できます。

4)フラダンス
 アルミや非鉄金属の 柔らかい製品に対応したものです。
表面処理鋼板(SECC・SGCC・ZAMなど)の研磨ブラシ跡が目立たない美しい仕上り。小径穴/異形穴・ノッチにも先端が入り込む研磨ブラシ形状。精密板金に最適です。


問い合わせ先 
オーセンテック(株) 神奈川県相模原市
以上

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